子どもがいることを、いつ、どう伝えるか。そして、子どもをどう守るか。シングルマザーの婚活で特に大切になる点を整理しました。
プロフィールに書くのが前提
子どもの存在は、相手の人生に直接関わります。最初から書いてください。
- 子どもがいること
- 同居しているか
- 年齢層(「小学生」程度で十分)
書くことで反応は減りますが、減るのは受け入れられない人です。後から伝えて関係が壊れるほうが、時間も気持ちも消耗します。
「子どもがいる方も歓迎」と書いている相手や、同じくお子さんがいる相手を探すという方法もあります。
子どもを会わせる時期
交際初期に会わせると、子どもが混乱します。その後に別れた場合、子どもは「またいなくなった」という経験をすることになります。
目安は、結婚を具体的に考える段階です。それまでは、相手に子どもの写真を見せる程度にとどめるのが安全です。相手が「早く会いたい」と急かす場合は、その理由を確認してください。
時間の作り方
いちばんの制約は時間です。
- やりとりは夜、寝かしつけの後に。まとめて15分で十分です
- 「返信は夜になります」とプロフィールに書く。催促されにくくなります
- 会うのは、預けられる日に。実家や一時保育を活用できる日を先に押さえる
- 会う頻度は月1〜2回でも構わない。それを理解できる相手を選んでください
この事情を負担に感じる相手とは、結婚しても同じ問題が続きます。最初の段階でふるいにかけられると考えてください。
相手を見極めるときの視点
通常の婚活とは、見るべき点が増えます。
- 子どもの話をしたときの反応。興味を持って聞くか、話題を変えるか
- 予定の変更に対応できるか。子どもの急な発熱で会えなくなることがあります
- 元配偶者との関係を受け入れられるか。養育費や面会がある場合、避けて通れません
- 経済的な考え方。養育費や教育費についての認識
- 急かさないか。子どもに会わせること、同居することを急ぐ相手には注意してください
子どもの情報は、渡さない
自分の情報とは別に、お子さんの情報には、より厳しい線を引いてください。お子さんは、自分で身を守れません。
渡さないもの
- 顔が分かる写真。プロフィールにも、メッセージにも載せないでください
- 名前。「上の子」「下の子」で足ります
- 通っている学校・保育園・習いごとの名前
- 行動の予定。「毎週火曜は〇〇に行っている」といった情報
- 自宅の場所が分かる写真
伝えてよいもの
- 子どもがいること、人数、おおよその年齢。「小学生の子どもが一人います」
- 一緒に暮らしているかどうか
- 自分の生活のリズム。会える時間帯の目安になります
「かわいいでしょうね、見てみたい」。悪意のない場合もありますが、会ったこともない相手が、子どもの顔を見たがるのは自然ではありません。断って態度が変わるようなら、その時点で判断がつきます。写真の悪用を防ぐもご覧ください。
会わせるまでの、段階
お子さんと相手を会わせる時期は、急がないでください。段階を踏むほうが、お子さんの負担が小さくなります。
【第1段階】存在を伝える(交際が始まる前)
プロフィールと、やりとりの中で。相手が受け入れているかを確認します。
【第2段階】交際が始まる。この時点では、まだ会わせません。お子さんに「新しい人」を紹介しては、また別れて、を繰り返すのが、いちばん負担になります。
【第3段階】結婚を意識し始めたら、お子さんに話す。「お母さんに、仲良くしている人がいる」。反応を見ながら、少しずつ。
【第4段階】短時間、偶然のような形で会わせる。公園や、開けた場所で30分ほど。「紹介」という形にしないほうが、お子さんが構えません。
【第5段階】少しずつ回数を増やす。お子さんの反応を見ながら。嫌がるなら、時間を空けてください。
目安は、交際から半年以上経ってからです。早く会わせたがる相手には、慎重になってください。
相手を見極めるときの、視点
お子さんがいる場合、見るべき点が増えます。次の反応に注目してください。
1. 子どもの話をしたときの反応。自然に受け止めるか、話題を変えたがるか。ここでの微妙な反応は、後で大きくなります。
2. 予定が子どもの都合で変わったとき。「仕方ないですね」と言えるか、不機嫌になるか。これから何度も起きることです。
3. 会う時間が短いことへの理解。2時間しか取れない、夜は出られない。この条件を受け入れられるか。
4. 子どもを「自分の子として」考えられるか。養子縁組の話まで含めて、いずれ話し合う必要があります。「子どもは苦手」と正直に言う人のほうが、実は誠実です。
5. 元配偶者との関係を、どう受け止めるか。養育費や面会交流は続きます。これに強い拒否感を示す相手とは、後で必ずぶつかります。
6. 焦らせないか。「早く子どもに会いたい」「早く一緒に暮らそう」。急ぐ相手には、理由がある場合があります。
時間をどう作るか
いちばんの制約は、時間です。工夫の余地はあります。
1. 平日の日中を使う。お子さんが学校・保育園にいる時間。この時間に会える相手を条件に入れると、話が早くなります。シフト制の仕事の方などが該当します。
2. 短時間のデートを基本にする。1〜2時間のお茶。回数で補えば、長さは必要ありません。
3. 通話を活用する。お子さんが寝たあとの30分。会う時間が取れない期間も、関係を保てます。
4. 預け先を確保しておく。実家、ファミリーサポート、一時保育。自治体の制度は、思っているより使えます。お住まいの市区町村の窓口で確認してみてください。
5. 無理をしない。疲れているときに会っても、良い時間になりません。「今週は難しいです」と言える関係かどうかが、そのまま相性の判断になります。
プロフィールに、「平日の日中なら会えます」「夜は出られません」と書いておいてください。条件を先に示すほど、無理のない相手が集まります。
お金と手続きの、基本
再婚に進む場合、知っておくべき手続きがあります。
養育費。受け取っている場合、あなたが再婚しても原則として支払い義務は続きます。ただし、再婚相手とお子さんが養子縁組をした場合、扶養の順位が変わり、減額や免除が認められることがあります。
お子さんの氏。あなたが再婚して氏が変わっても、お子さんの氏は自動的には変わりません。変更するには、家庭裁判所に「子の氏の変更許可」を申し立て、許可を得たうえで役所に届け出ます。手数料は数百円程度です。
養子縁組。再婚相手とお子さんが法律上の親子になる手続きです。扶養義務と相続権が生じます。しなくても一緒に暮らせますが、相続の面では違いが出ます。急いで決める必要はありません。
ひとり親向けの手当。児童扶養手当などは、再婚(事実婚を含む)により受給資格がなくなる場合があります。同居を始める前に、市区町村の窓口で確認してください。
手続きは複雑になりがちです。市区町村のひとり親相談窓口や、法テラス(0570-078374)で相談できます。ひとりで判断せず、確認しながら進めてください。
子どもとの時間を、削らない
婚活を始めると、お子さんとの時間が減ることへの罪悪感を持つ方が多くいます。仕組みで解決してください。
1. お子さんが不在の時間に限定する。学校や保育園にいる平日の日中、実家に預けている時間。「子どもの時間を削らない」という前提を、最初に置いてください。
2. アプリを開く時間を決める。お子さんが寝たあとの30分だけ。一緒にいる時間にスマートフォンを見ていると、それ自体が負担になります。
3. 短時間で会う。1〜2時間のお茶。回数で補えば、長さは必要ありません。
4. 預け先を確保しておく。実家、ファミリーサポート、一時保育。自治体の制度は、思っているより使えます。お住まいの市区町村の窓口で、利用できる制度を確認してみてください。
5. 通話を活用する。お子さんが寝たあとの30分。会う時間が取れない期間も、関係を保てます。
そして、罪悪感を持ちすぎないでください。お子さんのために我慢し続けることが、必ずしも良い結果になるとは限りません。自分の生活が安定することは、お子さんにとっても良いことです。
経済的なことを、先に整理する
再婚を考える段階で、お金の話は避けて通れません。お子さんがいる場合、なおさらです。
確認しておくこと
- 養育費の状況。受け取っているか、金額、いつまでか
- 公的な手当。再婚(事実婚を含む)により、児童扶養手当などの受給資格がなくなる場合があります。同居を始める前に、必ず市区町村の窓口で確認してください
- お子さんの教育費の見通し
- 自分の収入と、貯蓄
- 相手の収入と、負債の有無
とくに2番目は、見落とされがちです。手当が止まることを知らずに同居を始め、後から返還を求められる例があります。先に確認しておいてください。
相手と話し合うこと
- お子さんの生活費を、どう分担するか
- 養子縁組をするかどうか。扶養義務と相続権が生じます
- 教育費について、どう考えるか
- それぞれの資産を、どう扱うか
この話し合いは、結婚を決める前に必要です。そして、話し合えるかどうか自体が、相手を知る機会になります。「なんとかなる」で済ませようとする相手には、注意してください。
複雑になりやすいので、市区町村のひとり親相談窓口や、法テラス(0570-078374)で相談できます。ひとりで判断せず、確認しながら進めてください。
プロフィールに、どこまで書くか
お子さんのことを、どの範囲で書くかを整理しておきます。
書く
- 子どもがいること。これは必ず。後から伝えると、内容ではなく隠したことが問題になります
- 人数と、おおよその年齢。「小学生の子どもが一人」
- 一緒に暮らしているかどうか
- 会える時間帯の目安。「平日の日中でしたら」「夜は出られません」
書かない
- 名前、顔写真
- 学校・保育園・習いごとの名前
- 行動の予定。「毎週火曜は〇〇に」
- 離婚の詳しい経緯
- 養育費の金額
文例
最初にお伝えしたほうがよいと思い、記載しました。
平日の日中でしたらお会いできます。夜は出られないことが多いです。
ご理解いただける方とご縁があればうれしいです。
4行で足ります。詳しい事情は、会って関係ができてから。長く書くほど、重い印象になります。
そして、この4行を書いておくことで、理解のある方だけが残ります。結果的に、断られる回数が減ります。
よくある質問
子持ちだと不利ですか?
子どもには、いつ話せばいいですか?
相手に子どもがいる場合は?
子どもがいることを理由に、断られました。
子どもが会うのを嫌がっています。
縁結び士 結太朗の縁結びアプリ
ふたりの縁を、ゆっくり育てる。
エンムスは、日本初の縁結び士・結太朗がプロデュースする縁結びアプリです。たくさんの人と出会うことより、自分らしくいられる誰かと出会うこと。焦らず、あなたの歩幅で進められます。現在、アプリ公開に向けて事前登録を受付中です。
無料で登録する 入力は約3分/登録は無料です