人見知りだから婚活は向いていない、と考える方がいます。けれど、アプリでの出会いはむしろ人見知りに向いている面があります。合った進め方を示します。
アプリは人見知りに向いている
合コンや街コンのように、その場で初対面の複数人と話す必要がありません。
- 文章でやりとりできる。考えてから返せます
- 会う前に相手を知れる。初対面の緊張が減ります
- 一対一。大人数の場が苦手でも関係ありません
- 自分のペースで進められる。疲れたら休めます
人見知りの人にとって、これほど条件の良い出会い方は他にありません。
文章で伝えられるという強み
その場の会話が苦手でも、文章なら伝えられるという人は多くいます。ここを活かしてください。
- プロフィールを丁寧に書く。話し下手なぶん、文章で人となりを伝える
- 正直に書いておく。「人見知りで、最初は緊張します」と書いておけば、当日に無理をしなくて済みます
- やりとりを重ねてから会う。相手を知ってから会えば、初対面の緊張が減ります
むしろ、同じタイプの相手が安心して声をかけられます。にぎやかな場が好きな人とは合わないので、そこで自然に絞られるという利点もあります。
会う日を乗り切る工夫
- 短時間に設定する。1時間と決めておけば、気持ちが楽になります
- 昼のカフェを選ぶ。お酒が入らないぶん、ペースを保てます
- 質問を3つ用意しておく。沈黙が怖いなら、話題を持っていく
- 最初に緊張していると言ってしまう。「実は緊張しています」と言えば、場が和みます
- 聞き役に回る。話すのが苦手なら、聞くほうに徹して構いません
最後の点は重要です。初対面で好印象を持たれるのは、話がうまい人ではなく聞き方がうまい人です。人見知りの人は、この点で有利なことがあります。
無理に明るく振る舞わない
当日だけ社交的なふりをすると、続きません。交際が始まってから「思っていた人と違う」となります。
静かな人が好きな相手もいます。無理に自分を変えるより、そのままの自分で合う人を探すほうが、結果的に早く、そして長続きします。
なぜ向いているのか、構造で説明します
「人見知りには向いていない」と思われがちですが、仕組みを見ると、むしろ有利な点が多くあります。
| 場面 | 対面での出会い | アプリでの出会い |
|---|---|---|
| 第一印象 | その場の反応で決まる | 写真と文章を、準備してから出せる |
| 会話 | その場で返さなければならない | 時間をかけて考えられる |
| 相手を知る | 聞き出す必要がある | プロフィールに書いてある |
| 会う前の情報 | ほぼゼロ | 相当量ある。話題を用意していける |
| 断る | その場で、面と向かって | 文面で、後から |
| 失敗したとき | 共通の知人に伝わる | 関係が完結している |
合コンや紹介では、その場の反応の速さが求められます。人見知りの方にとっては、これがいちばんつらい条件です。
いっぽうアプリでは、準備できることが圧倒的に多い。写真も文章も、時間をかけて用意できます。相手の情報も、会う前に手に入ります。「その場の瞬発力」ではなく「準備の丁寧さ」が効く仕組みだといえます。
会う前に、準備できること
当日の不安の大半は、準備で減らせます。次の5つをやっておいてください。
1. 質問を5つ書き出す。相手のプロフィールを読んで、聞きたいことをメモしておきます。当日、詰まったときに開けばいい。それだけで安心感がまったく違います。
2. 自分の話を3つ用意する。仕事の話、休日の話、最近あったこと。聞かれてから考えると、頭が真っ白になります。
3. 店を下見しておく。可能であれば、事前に一度行ってみてください。場所を知っているだけで、緊張がかなり減ります。入口、席の配置、注文の仕方が分かっているのは大きい。
4. 終わりの時間を決めておく。「17時に用事がある」と先に伝えておく。終わりが見えていると、そこまでは頑張れます。
5. 会う前に、一度通話しておく。これがいちばん効きます。声を聞いたことがあるだけで、当日の初対面感が大きく下がります。5分でも構いません。
当日、沈黙が来たときの対処
いちばん恐れているのは、沈黙だと思います。対処法を持っておけば、怖くなくなります。
1. 目の前のことを言葉にする。「静かなお店ですね」「この飲み物、おいしいですね」。話題を探さなくても、目の前に必ずあります。
2. 飲み物を飲む。間を埋めるための、正当な理由になります。数秒稼げます。
3. メモした質問を思い出す。用意しておいた5つの出番です。
4. 「緊張しますね」と言ってしまう。これが最も効きます。正直に言うと、相手も緊張していることが多く、そこから空気が緩みます。隠そうとするほど、かえって不自然になります。
5. 沈黙を、悪いものと考えない。数秒の間は、相手はほとんど気にしていません。気にしているのは自分だけということが、ほとんどです。
初対面で緊張しない人のほうが、実は少数です。「うまく話さなければ」という思いが、お互いにあります。それを分かっているだけで、肩の力が抜けます。相手が話しやすいように、少し質問を多めにする。それだけで十分、良い時間になります。
無理に明るく振る舞わないほうがいい理由
頑張って明るく振る舞う方がいます。それは、おすすめしません。理由は2つあります。
1. 続かないから。交際が始まれば、素の自分に戻ります。そのときの落差が、相手には「変わってしまった」と映ります。最初から素でいるほうが、長い目で見て楽です。
2. 合わない相手を引き寄せるから。明るく振る舞えば、明るい人を求めている相手が寄ってきます。その関係を続けるには、ずっと演じ続けなければなりません。
逆に、静かな人柄をそのまま出していれば、それを好ましく思う相手が残ります。賑やかな場が苦手な人、静かに過ごすことを大事にする人。そういう相手のほうが、実際には多いのです。
プロフィールにも、そのまま書いてください。「人見知りで、最初は口数が少ないかもしれません」「賑やかな場所より、静かなところが好きです」。これは弱点の告白ではなく、絞り込みとして機能します。
書き方の例は自己紹介文の書き方にまとめました。
回数を重ねると、確実に楽になる
最後に、実感として伝えておきたいことがあります。初対面の緊張は、慣れます。
1人目はつらいはずです。2人目も、まだ緊張します。ところが3人目、4人目になると、確実に楽になります。会話の型ができ、沈黙にも慣れ、相手の反応も読めるようになります。
だから、1人目でやめないでください。ここでやめてしまう方が、いちばん多いのです。1回目がうまくいかなかったのは、あなたに向いていないからではなく、単に1回目だからです。
進め方として、最初の数回は「練習」だと考えてください。成果を求めず、会って話して帰ってくる。それだけで十分です。3人目あたりから、自然に本番になります。
疲れたら休んで構いません。人見知りの方は、会うこと自体に体力を使います。週に何人も会おうとせず、月に1〜2人のペースで進めてください。婚活疲れのサインもご覧ください。
そして、合わなかった相手のことは、引きずらないでください。相性が合わなかっただけで、人柄の問題ではありません。断られて落ち込むときに、その受け止め方をまとめています。
文章で伝えられることを、活かす
人見知りの方にとって、文章は最大の武器です。その場の反応の速さを求められないためです。
文章で伝えられること
- 考えたうえでの、丁寧な返答
- 相手のプロフィールを読み込んだことが分かる質問
- 自分の考えや価値観
- 気遣い。「無理のないペースで大丈夫です」の一言
これらは、対面では出しにくいものです。緊張していると、気の利いた言葉は出てきません。文章なら、時間をかけられます。
だから、次のように進めてください。
1. プロフィールを、しっかり書く。500字程度。ここで人柄を伝えておけば、会ったときに無理をしなくて済みます。
2. メッセージを、丁寧に書く。返信が早いことより、内容があることのほうが評価されます。
3. 会う前に、文章で伝えておく。「初対面では緊張して、口数が少なくなるかもしれません」。先に言っておくと、当日そうなっても、お互いに気まずくなりません。
4. 会ったあとのお礼を、丁寧に送る。その場で話せなかったぶんを、ここで取り戻せます。「うまく話せませんでしたが、楽しかったです」と書けば、十分に伝わります。
会って話せなかったことを、後から文章で補える。これが、アプリでの出会いの大きな利点です。
会う回数を、設計する
人見知りの方は、1回で判断されると不利です。回数を重ねる前提で設計してください。
1. 初回は、短く。1時間のカフェ。長い時間を頑張ろうとすると、後半で息切れします。「もう少し話したかった」で終わるほうが、次につながります。
2. 初回で判断しない、と決めておく。緊張して本来の自分が出せなかったとしても、2回目に落ち着くことがほとんどです。相手にも、そう伝えて構いません。
3. 2回目を、早めに設定する。1〜2週間以内。間が空くと、また最初の緊張に戻ります。
4. 3回目までは、同じ場所を使う。慣れた場所だと、緊張が減ります。環境が変わらないぶん、相手に集中できます。
5. 4回目以降で、活動を伴うデートに。散歩、展示、映画。会話だけでなく、一緒に何かをすると、間が自然に埋まります。
この設計の利点は、「回を追うごとに良くなる」形になることです。初回が最高潮だと、その後は下がる一方です。少しずつ打ち解けていくほうが、相手の印象にも残ります。
そして、月に1〜2人のペースを守ってください。人見知りの方は、会うこと自体に体力を使います。週に何人も会おうとすると、必ず消耗します(婚活疲れのサイン)。
プロフィールに、書いておくと楽になること
人見知りであることを、隠さずに書いておくと、その後がずいぶん楽になります。
書き方の例
慣れてくると、よく話すほうです。
賑やかな場所より、静かなところでゆっくり話すのが好きです。
この3行に、3つの効果があります。
1. 当日、無理をしなくて済む。先に伝えてあるので、口数が少なくても「そういう人だ」と受け取られます。
2. 合う人が集まる。静かに過ごすことを好む人、話を聞くのが好きな人。賑やかな場が苦手な人は、実際に多いのです。
3. 相手が、配慮してくれる。質問を多めにしてくれる、間が空いても気にしない。知っているだけで、対応が変わります。
避けたいのは、自虐にすることです。「暗い性格ですみません」「つまらない人間ですが」。これは、事実の説明ではなく、自己否定になっています。
「人見知りです」は、事実。「つまらない人間です」は、評価。この違いを意識してください。事実だけを、淡々と書けば十分です。
よくある質問
会話が続かず、沈黙が怖いです。
緊張して何も話せませんでした。
電話が苦手です。
電話やビデオ通話が苦手です。
会ったあと、うまく話せなかったと落ち込みます。
縁結び士 結太朗の縁結びアプリ
ふたりの縁を、ゆっくり育てる。
エンムスは、日本初の縁結び士・結太朗がプロデュースする縁結びアプリです。たくさんの人と出会うことより、自分らしくいられる誰かと出会うこと。焦らず、あなたの歩幅で進められます。現在、アプリ公開に向けて事前登録を受付中です。
無料で登録する 入力は約3分/登録は無料です