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初デートの支払い|もめないための事前の一手

公開 2026.08.15 更新 2026.08.16

初デートの支払いは、価値観が表れる場面です。もめないためには、当日の対応より事前の心構えのほうが大切です。

初回のカフェなら、金額は小さい

そもそも、初回を昼のカフェにしておけば、金額は数百円から千円台です。どちらが払っても、大きな負担にはなりません。

もめるのは、初回から食事や飲みに行った場合です。金額が大きくなるほど、価値観の違いが表面化します。初回を軽くしておくことが、最大の予防策です。

現実的な対応

状況 対応
誘った側 払う姿勢を見せる。相手が出すと言えば、受け入れるか折半に
誘われた側 財布を出す。「ごちそうさまです」と言えるようにしておく
相手が全額出した その場でお礼を言い、メッセージでも改めて伝える
折半になった それが普通です。気にする必要はありません

財布を出す姿勢を見せる。これだけで、たいていの場面は丸く収まります。実際に払うかどうかより、この所作が見られています。

相手の反応から分かること

支払いの場面は、相手を知る機会でもあります。

どれが正解というわけではありませんが、自分の感覚と大きくずれる相手とは、その後も価値観が合わないことが多いようです。

2回目以降の考え方

関係が続くなら、どこかで話し合っておくほうが楽になります。

お金の話をするのは気まずいものですが、結婚を考えるなら避けて通れない話題です。早い段階で話せる関係のほうが、後が楽になります。

場面ごとの、金額の目安

金額の相場が分からないと、判断のしようがありません。目安を持っておいてください。

場面 1人あたりの目安 支払いの一般的な形
初回のカフェ 500〜1,000円 誘った側が払うことが多い。割り勘でも問題ありません
ランチ 1,000〜2,000円 多めに出す、または割り勘
夕食(居酒屋・カジュアル) 3,000〜5,000円 男性が多めに出す形が今も多数派です
夕食(少し改まった店) 5,000〜10,000円 誘った側が払うか、7対3程度
2回目以降のカフェ 500〜1,000円 交互に出す形に移りやすい

初回については、そもそも金額が小さくなる店を選ぶのがいちばんの解決策です。1,000円のカフェなら、どちらが払っても大きな負担になりません。初デートの場所選びで、店の条件を扱っています。

逆に、初回から高額な店を選ぶと、支払いの問題が発生する構造そのものを作ってしまいます。ここは店選びの段階で避けられます。

会計の場面で、もたつかないために

その場のやりとりが気まずくなる原因は、動きが決まっていないことです。あらかじめ決めておいてください。

払う側の動き方

払ってもらう側の動き方

申し出への、受け答え

実際の場面で使える言葉を、双方向に用意しておきます。

払うと伝えるとき

ここは誘った側なので、出させてください。

割り勘を提案するとき

よければ、半分ずつにしませんか。そのほうが、また気軽に誘えるので。

この言い方が便利なのは、「次がある」という含みを持たせられることです。断りの意味に取られません。

払ってもらったあと

ごちそうさまでした。ありがとうございます。次はぜひ、私に出させてください。

金額が高くて、気が引けたとき

こんなに良いお店で、恐縮です。ありがとうございました。次は私が、気軽なところをご案内しますね。

いずれも、長く続けないことが大切です。会計の前で押し問答が続くと、周囲の目もあり、双方が消耗します。一度言って、相手が引かなければ受け入れる。これで十分です。

支払いに表れる、価値観のずれ

金額の問題ではなく、その人の考え方が見える場面です。どちらの立場でも、観察してください。

注意したほうがいいサイン

良い兆候

結婚を考えるなら、お金の扱い方は、生活の質を大きく左右します。初回の1,000円の場面に、その人の考え方が現れることは、実際によくあります。

交際が始まってからの、決め方

交際に入ると、支払いは日常の問題になります。早い段階で話しておくほうが、長く続きます。

よくある3つの形

どれが正しいということはありません。お互いが納得しているかどうかだけが基準です。

そして、一度、言葉にして決めてください。「なんとなく」で続けると、片方に不満が溜まります。「デート代、どうしましょうか」と切り出すのは気まずいようですが、結婚を考えるなら、いずれ必ず通る話です。ここで話し合える相手かどうかが、そのまま将来の判断材料になります。

結婚までに話しておくべきお金の話は、結婚までの流れにまとめています。

1年間で、いくらかかるか

1回ごとの金額は小さくても、積み重なると意外な額になります。目安を持っておいてください。

項目 1回あたり 年間の目安
アプリの月額(男性) 3,000〜4,000円 36,000〜48,000円
初回のカフェ(月2回) 1,000〜2,000円 24,000〜48,000円
2回目以降の食事(月2回) 3,000〜6,000円 72,000〜144,000円
交通費 500〜2,000円 12,000〜48,000円
身だしなみ(散髪、服など) 30,000〜60,000円

合計すると、年間で15万〜30万円程度になることがあります。これは、結婚相談所の費用と比べても、決して小さい額ではありません。

だから、費用の管理は必要です。

費用がかさむと、それ自体が続かない理由になります。無理のない範囲に収めることが、結果的に長く続けるコツです。料金の仕組みもあわせてご覧ください。

お金の価値観を、すり合わせる

支払いの場面は、結婚後の家計の話につながっています。交際が進んだら、少しずつ話しておいてください。

話しておきたいこと

切り出し方

お金の使い方って、人によって違うよね。
私は旅行にはかけたいけど、普段は結構節約するほうかも。〇〇さんはどう?

自分の話から始めると、聞きやすくなります。「あなたはどうなの」から入ると、詰問のように聞こえます。

そして、この話ができるかどうか自体が、判断材料になります。避ける、はぐらかす、笑って流す。結婚後、お金の話は避けて通れません。いま話し合えない相手とは、そのときも話し合えません。

結婚前に確認しておくことは、結婚までの流れにまとめました。

気まずくなってしまったときの、立て直し

支払いの場面で、空気が悪くなってしまうことがあります。その場での立て直し方です。

押し問答になってしまった場合

先に折れてください。レジの前で長引くと、周囲の目もあり、双方が消耗します。「では、ごちそうになります。次は私に出させてください」——これで終わりにできます。

相手が不機嫌になった場合

その場では触れず、店を出てから軽く言葉にしてください。「さっき、気を遣わせてしまってすみません」。放置すると、その空気のまま解散になります。

金額が想定より高かった場合

その場では顔に出さないでください。払ったうえで、次回の店をこちらで選ぶことで調整できます。「次は気軽なところをご案内しますね」と言えば、自然です。

払ってもらったのに、お礼を言い忘れた場合

その日のうちのメッセージで、必ず伝えてください。「ごちそうさまでした。ありがとうございました」。ここを忘れる人が、意外に多いのです。

そして、1回の支払いで関係が決まるわけではありません。気まずくなっても、次の機会に調整できます。大切なのは、その場で完璧に対応することより、後から言葉にできることです。

よくある質問

男性が払うべきですか?
決まりはありません。考え方は人によって違うので、相手の反応を見ながら調整してください。「払うのが当然」とも「割り勘が当然」とも決めつけないほうが無難です。
おごってもらったら、次はどうすべきですか?
次に会うときに「前回ごちそうになったので」と言って出すか、飲み物やお茶代を持つと自然です。
金額が高い店に連れて行かれました。
払える範囲を超えている場合は、その場で正直に伝えて構いません。無理をして合わせると、関係が続いたときに苦しくなります。
おごってもらうのが申し訳なく、断り続けてしまいます。
一度は申し出て、相手が引かなければ受け取ってください。断り続けると、相手の気遣いを拒んでいるように映ることがあります。受け取ったうえで、次の機会に別の形で返す。この往復があるほうが、関係は健全に続きます。
割り勘にしたら、相手の態度が変わりました。
それは相手の価値観が表れた場面です。割り勘そのものは、まったく問題のない選択です。それで態度が変わるなら、支払いに対する考え方が合わないということで、早い段階で分かってよかったと考えてください。

監修

結 太朗 /縁結び士・エンムス プロデューサー

監修日:2026-08-15

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