登録したものの、いつのまにか開かなくなった。そういう方は多いはずです。続かない理由は「意志が弱いから」ではなく、たいてい仕組みの問題です。よくある3つのパターンと、やめる前に試せることをまとめました。
続かない人に共通する3つのパターン
パターン1:反応がないまま1か月が過ぎた
いちばん多いのがこれです。「いいね」を送っても返らない、マッチングしても会話が続かない。手応えがない状態が続くと、開くこと自体が苦痛になります。
ただし、この場合の原因はほぼ写真と自己紹介文です。人柄の問題ではありません。同じ人でも、写真を撮り直しただけで反応が変わることは珍しくありません。
パターン2:やりとりの管理が追いつかなくなった
複数の相手と同時に会話していると、誰に何を話したか分からなくなります。返信が遅れ、相手が離れ、また新しい相手を探す。この繰り返しで消耗していきます。
同時に会話するのは3人までが現実的です。それ以上は、丁寧さを保てません。
パターン3:目的と場が合っていなかった
結婚を考えているのに恋活中心の場にいる、あるいはその逆。この場合、どれだけ努力しても噛み合いません。1か月使って話の合う人が一人も現れないなら、場を変えることを検討してください。
疲れる原因は「毎日やろうとすること」
婚活を「毎日こなすタスク」にすると、必ず息切れします。仕事や家事の合間に、毎日欠かさず新しい相手を探して、メッセージを考えて、返信して。続くはずがありません。
決まった曜日に、まとめて対応する。この方法にすると負担が激減します。「毎日開かないと機会を逃す」と思いがちですが、2〜3日返信が遅れて離れていく相手とは、どのみち続きません。
やめる前に試せる5つのこと
- 写真をいちばん明るいものに差し替える。費用も時間もかからず、効果がいちばん大きい手です
- 自己紹介文の1行目を書き直す。「なぜ登録したか」を最初に書くだけで、読まれ方が変わります
- 送る相手を減らして、メッセージを添える。数を打つより、ひとこと添えたほうが返ります
- やりとりの相手を3人までに絞る。丁寧に向き合えば、続く確率が上がります
- 使うサービスを変える。3か月使って手応えがないなら、場が合っていない可能性が高いです
この5つを試して、それでも変わらないときに初めて「向いていないのかもしれない」と考えてください。多くの人は、1つ目すら試さないまま退会しています。
それでもだめなら、休んでいい
婚活には波があります。仕事が忙しい時期、気持ちが落ちている時期に無理をしても、良い出会いにはつながりません。相手の些細な言葉に傷つきやすくなり、判断も鈍ります。
休会という選択肢があるサービスも多くあります。退会するとプロフィールやマッチング履歴が消えてしまうことがあるので、また戻る可能性があるなら休会のほうが再開しやすくなります。
そして、休んでいる間に責める必要はありません。ペースを落とすことと、あきらめることは違います。
続かなくなる時期には、山がある
やめてしまう時期は、人によってばらばらのようでいて、実はいくつかの山があります。自分がどの山にいるのかが分かると、対処のしかたも見えてきます。
1週目 ―― 反応がなくて心が折れる
始めたばかりのころは、送った「いいね」がほとんど返ってきません。これは当然のことで、返信率は数パーセントから十数パーセントが一般的です。100人に送って数人と話が続けば標準だと知らないまま始めると、最初の1週間で「自分には無理だ」と感じてしまいます。
この時期の対処は、期待値を下げることに尽きます。返ってこないのが普通です。落ち込む必要はありません。
1か月目 ―― やりとりは続くが、会うまで進まない
メッセージは返ってくるのに、会う話にならない。この段階でとどまる人は多くいます。原因のほとんどは、どちらも切り出せずにいることです。相手も同じことを考えていて、待っています。
「よろしければ一度お会いしませんか」と書くだけで動きます。断られることもありますが、断られたほうが、待ち続けるより時間を無駄にしません。
3か月目 ―― 会ってはいるが、続く相手がいない
ここがいちばん疲れる時期です。何人かと会っているのに、二度目につながらない。費やした時間と費用が結果に結びついていないと感じます。
この時期に必要なのは、頻度を落とすことです。やめるのではなく、週に何度も会うのをやめて、月に2回程度に減らす。1回ずつを丁寧にするほうが、結果につながります。
半年目 ―― 何のためにやっているか分からなくなる
長く続けていると、目的そのものが薄れてきます。「いいね」を送ることが作業になり、相手のプロフィールを読まなくなる。この状態では、良い出会いがあっても気づけません。
ここまで来たら、一度休んでください。1か月完全に離れて、それでも「やっぱり会いたい人がいる」と思えたら、そのときに戻ればいいのです。
疲れをためない、具体的な決めごと
続けるためのコツは、頑張り方を減らすことです。次のような決めごとを作っておくと、消耗しにくくなります。
使う時間を決める。1日15分、通勤中だけ、と決めてしまいます。空き時間があるたびに開いていると、常に婚活のことを考えている状態になります。
やりとりする人数の上限を決める。同時に3人までが現実的です。それ以上になると、一人ひとりへの返信が雑になり、結局どの関係も続きません。
会う回数の上限を決める。月2〜3回までにします。週末が毎回埋まると、休む時間がなくなります。
休む日を決める。週に1日はアプリを開かない日を作ります。開かないと決めた日があるだけで、気持ちの負担が変わります。
結果を毎日確認しない。「いいね」の数を何度も見に行くのは、疲れる原因になります。1日1回で十分です。
多くの人が、送った数や届いた数で自分の状況を測ろうとします。ただ、数字が増えても、会いたい人が増えるわけではありません。見るべきなのは「話していて楽しい相手が何人いるか」です。ゼロなら場を変える、1人でもいればその人に時間をかける。それだけで判断できます。
やめたくなったときに、先に試せること
退会する前に、順に試してみてください。この順序には理由があります。効果が大きく、手間が小さいものから並べています。
1. 写真の1枚目を替える。反応の大半は1枚目で決まります。友人に「どれがいちばん自然に見えるか」を選んでもらうと、自分では気づかない写真が選ばれることがあります。所要時間は5分です。
2. 自己紹介文を書き直す。300字未満であれば、増やしてください。仕事、休日の過ごし方、これから望むこと。この3つが書かれていれば十分です。
3. 検索条件を広げる。年齢を上下に3歳ずつ、地域を隣の市まで。条件を絞りすぎて候補がいなくなっているだけ、という場合がよくあります。
4. 送る相手を変える。反応の多そうな人ばかりに送っていませんか。プロフィールをしっかり書いている人で、まだ「いいね」が少ない人のほうが、返ってくる確率は高くなります。
5. サービスを変える。ここまで試して動かなければ、場が合っていません。同じ写真と文章のまま移っても結果は変わりますから、1〜4を済ませてから移ってください。
休むことは、後退ではない
それでも気が進まないときは、休んでください。無理に続けても良い出会いにはつながりません。
多くのサービスに「休会」という仕組みがあります。プロフィールを非表示にして、課金を止める。データは残るので、戻りたくなったときにそのまま再開できます。退会するとやりとりの履歴も消えるので、迷っているなら休会を選んでください。
休んでいる間は、婚活のことを考えなくて構いません。むしろ、別のことに時間を使ってください。仕事でも、趣味でも、体を動かすことでも。気持ちが回復してから戻ったほうが、相手と向き合う余裕も生まれます。
そして、戻らないという選択もあります。この方法が合わない人はいます。婚活パーティー、知人の紹介、趣味の集まり、地域の催し。出会いの手段はほかにもあります。合わないと分かったことも、無駄ではありません。
続いている人が、実際にやっていること
長く続けている方には、共通する運用があります。特別なことはしていません。
1. 開く時間と回数を、決めている。「朝1回、夜1回」。思い出したときに開くのをやめるだけで、消耗が半分になります。
2. 週に1日、開かない日を作っている。それで機会を失うことはありません。
3. 断りの文面を、用意している。毎回考えないので、断ることが負担になりません。
4. 見切りが早い。返信がなければ3日、止まったら1週間。待つ時間を作らないことが、いちばん心を守ります。
5. 同時に3人まで、と決めている。それ以上は管理できず、対応も雑になります。
6. 数字を毎日見ない。週に1回、決めた曜日だけ確認する。
7. 婚活以外の予定を、必ず入れている。生活のすべてが婚活になると、うまくいかないときに逃げ場がなくなります。
この7つに共通するのは、「量を減らして、続く形にしている」ことです。頑張っている人ほど早く燃え尽きる、というのがこの分野の特徴です。減らすことが、続けるための工夫になります。
続かない原因を、記録で特定する
「なんとなくつらい」の状態では、対処ができません。2週間だけ、簡単な記録をつけてみてください。
毎日、1行だけ書きます。
- その日、アプリに使った時間(だいたいで構いません)
- いちばん負担に感じた作業(選ぶ/断る/返信を待つ/会う日程を決める)
- その日の気分を、5段階で
2週間で、傾向が見えます。
| 記録から分かること | 打つ手 |
|---|---|
| 使った時間が長い日に、気分が下がっている | 1日の上限時間を決める |
| 「断る」が、いつも負担の1位 | 定型文を用意する。見切りを早める |
| 「返信を待つ」がつらい | 同時に複数とやりとりする |
| 特定の曜日に落ちる | その曜日は開かないと決める |
| 会った翌日に、大きく落ちる | 会う頻度を月1〜2回に抑える |
原因が特定できれば、そこだけ変えればよくなります。「全部やめる」か「全部続ける」かの二択ではありません。
記録をつけても状態が改善しない、あるいは眠れない・食べられないといった状態が2週間以上続く場合は、休むこと、そして場合によっては相談することを考えてください。婚活疲れのサインに、その境目をまとめています。
よくある質問
どれくらい続ければ結果が出ますか?
返信が来ないのは自分に魅力がないからでしょうか?
一度退会したら、また登録できますか?
どれくらい続ければ結果が出ますか
疲れているのに、やめると負けた気がします
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