「いいね」は来るのに、話が合う人がいない。あるいは、そもそも反応が少ない。女性の場合、この2つは原因も対処も異なります。それぞれ分けて考えます。
2つのパターンに分けて考える
| 状況 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| いいねは多いが、話が合わない | プロフィールが当たり障りない | 具体的に書いて絞る |
| いいね自体が少ない | 写真、または場が合っていない | 写真を見直す/サービスを変える |
数は来るが、合う人がいない場合
プロフィールが誰にでも当てはまる内容だと、よく読まずに「いいね」を送る人が集まります。対処は、絞ることです。
- 具体的に書く。「映画が好き」より「単館系の映画をよく見ます」
- 苦手なことも書く。「大人数の飲み会は苦手です」と書けば、合わない人が離れます
- 望む関係を明示する。「結婚を視野に」「まずは友人から」
- ペースを書く。「返信は夜になります」で、催促する人が減ります
数が減ることを恐れないでください。減るのは、元々合わなかった人です。
そもそも反応が少ない場合
- 写真が暗い、または1枚だけ。まず撮り直してください
- プロフィールが数行。読む手がかりがないと、送る理由がつくれません
- 使っているサービスが合っていない。年齢層や目的が違う場にいる可能性があります
- 自分からは送っていない。待つだけだと、機会が半分になります
最後の点は見落とされがちです。女性から「いいね」を送るのは、まったく不自然ではありません。むしろ、相手は多くのメッセージに埋もれているので、自分から動くほうが確実です。
選ぶ側の疲れへの対処
「いいね」が多いと、確認するだけで負担になります。すべてに目を通す義務はありません。条件と目的で絞り込んで、それ以外は見なくて構いません。
断りの連絡も不要です。何もしなければ、相手に通知は行きません。丁寧に対応しようとして消耗するくらいなら、対応する相手を減らしてください。
「選ぶ」作業を、仕組みにしてしまう
数が来るのに合う人がいない場合、いちばんの敵は選ぶ作業そのものの負担です。ひとりずつ丁寧に見ていると、数日で疲れ果てます。基準を作って、機械的に処理してください。
おすすめは、3段階に分ける方法です。
【1次】5秒で切る
写真1枚だけ、自己紹介が3行以下、選択式の項目が半分以上空欄。この3つのどれかに当てはまったら、開かずに次へ。ここで7割は減ります。
【2次】譲れない条件で切る
喫煙、居住地、結婚に対する意思、子どもの希望。あらかじめ決めた条件に合わない人を外します。「会えば変わるかも」は考えないでください。ここで迷うと、あとで必ず時間を失います。
【3次】残った人を、じっくり読む
ここまで来る人は、1日に数人です。この数人にだけ、時間をかけて返信します。
この方法の利点は、「見落としたかもしれない」という後悔が減ることです。基準が決まっていれば、切ったことに理由があります。
合う人が来ないなら、探し方を変える
届く相手の質は、待っているかぎり変わりません。変えるには、こちらから動く必要があります。
1. 自分から「いいね」を送る。女性は受け身になりがちですが、これがいちばん効きます。送られてくるのを待つと、相手は「積極的に送る人」に限られます。自分から選べば、条件の合う人と直接つながれます。そして、女性から送られた「いいね」の返答率は、非常に高くなります。
2. 検索条件を作り込む。年齢、地域、結婚に対する意思、喫煙、年収。条件で絞り込むと、母数は減りますが質は上がります。「絞ると出会えない」は誤解です。絞って残った人と会うほうが、進む確率が高くなります。
3. コミュニティ機能を使う。趣味や価値観のグループから探せるアプリがあります。共通点がある状態で始まるので、最初の会話が楽になります。
4. アプリを変える。恋活中心のアプリで結婚相手を探しても、噛み合いません。アプリの4つのタイプを見て、目的の合う場所を選び直してください。
特に、結婚を具体的に考えている場合は、婚活型か相談所併設型に移ることをおすすめします。層が変わるだけで、届く相手の温度感が変わります。
反応が少ないときに見る3か所
そもそも数が来ない場合、原因は次の3つに絞られます。上から順に確認してください。
1. 写真がない、または顔が分からない。これがいちばん大きな要因です。風景写真だけ、後ろ姿だけ、マスクをしている——このいずれかであれば、反応は大きく下がります。事情がある場合の対処は顔写真を出せないときにまとめました。
2. プロフィールが短い、または警戒の言葉が並んでいる。「〇〇な人はお断り」「遊び目的の方は無理です」。気持ちは分かりますが、こうした表現が並ぶと、まっとうな相手ほど声をかけづらくなります。同じ内容を、肯定形で書き換えてください。プロフィール例文に書き換え方があります。
3. ログインしていない。多くのアプリは、最終ログイン順に表示します。週に一度しか開かなければ、その間ずっと後ろに沈んでいます。毎日1回、開くだけで構いません。
「いいね」が3件でも、そのうち1件が会うところまで進めば十分です。数を競う場所ではありません。数が少ないこと自体を、悩みにしないでください。
年齢層が合わない「いいね」ばかり来るとき
「年上ばかりから届く」「目的が違う人ばかり来る」。これは仕組みの問題であって、あなたの問題ではありません。調整できます。
1. 自分の検索条件を設定する。相手から見えるのは、あなたが設定した希望条件です。設定していないと、全年齢から届きます。希望する年齢の範囲を、明示的に設定してください。
2. プロフィールに一文入れる。「同年代の方とお話しできたらうれしいです」。角の立たない書き方で、実際に効果があります。
3. 表示の条件を変える。アプリによっては、自分を表示する相手の年齢層を制限できます。設定画面を確認してください。
4. 目的の違う人を、その都度ブロックする。体の関係を目的とする人、既婚者、業者。見つけたら通報とブロックを。放置すると、同じ層に繰り返し表示されます。通報とブロックの使い方と既婚者の見分け方をご覧ください。
それでも変わらない場合は、アプリの層そのものが合っていません。移ることを検討してください。
消耗しないための、運用の決めごと
女性の場合、出会えないことより、大量の情報を処理し続ける疲れのほうが、続けられなくなる原因になります。あらかじめ、次を決めておいてください。
- 1日に見る人数の上限を決める。10人まで、と決めてしまう。全部に目を通す必要はありません
- 開く時間を決める。通知を切って、夜の30分だけ開く。四六時中気にすると、消耗します
- 同時にやりとりする人数を、3人までにする。多すぎると、誰と何を話したか分からなくなります
- 断りの文面を1つ用意しておく。毎回考えるから疲れます。「ご縁がなかったように思います」で足ります
- 週に1日は開かない日を作る。反応が減ることはありません
そして、疲れたら休んでください。休会や非表示の設定を使えば、退会せずに離れられます。1か月休んでも、戻ってきたときに不利になることはありません。婚活疲れのサインに、休むべきタイミングの見分け方をまとめています。
断り続けること自体に、罪悪感を覚える方もいます。けれど、合わない相手に丁寧に付き合うことは、相手のためにもなりません。早く伝えるほうが、お互いに次へ進めます。
条件を、順位で見直す
「合う人がいない」と感じるとき、条件の数ではなく、順位を見直すと動きます。
まず、いま挙げている条件を全部書き出してください。そのうえで、次の質問に答えてみてください。
- 「その条件を満たさない人と、絶対に生活できないか」
- 「10年後にも、その条件は重要か」
- 「会う前の画面上の情報だけで、判断できる条件か」
3つ目が、とくに重要です。身長、写真の印象、年収の細かい額——これらは画面上で判断できますが、実際に会うと重要度が変わることが多い項目です。
逆に、会わないと分からないのに、決定的に重要な条件があります。
- 他人への接し方
- 予定が崩れたときの反応
- 意見が違ったときに、話し合えるか
- お金の扱い方
- 一緒にいて、気を張らずにいられるか
この5つは、条件検索では絞れません。会って確かめるしかない項目です。
つまり、画面上の条件を絞りすぎると、本当に大事な部分を確かめる機会そのものが減ります。絞るのは「絶対に譲れない3つ」だけにして、あとは会って判断する。この形が、いちばん結果につながります。
安全を確保しながら、数を増やす
「もっと会ってみたいが、不安もある」。この両立は可能です。仕組みで解決してください。
1. 会う前に、必ず通話を挟む。5分でも構いません。声を聞くだけで、業者やなりすましはほぼ排除できます。そして、相性も早く分かるので、無駄な移動が減ります。
2. 初回を1時間に固定する。「17時に用事があるので」と先に伝えておけば、合わなかったときに自然に切り上げられます。短く設定すると、会うこと自体の負担が減り、数を増やせます。
3. 会う場所を、2〜3か所に固定する。毎回探すから時間がかかります。下見済みの店を決めておけば、店選びの手間がゼロになります。
4. 家族か友人に、毎回伝える。「今日〇〇駅で人と会う。19時には帰る」。これだけで、安全面の不安がかなり減ります。
5. 昼の時間帯に限定する。夜を避けるだけで、リスクは大きく下がります。
6. 断りの文面を、用意しておく。「ご縁がなかったように思います」。断ることが負担でなくなると、会うことへの心理的な障壁も下がります。
この6つを整えると、月に2〜3人と会っても消耗しません。逆に、毎回ゼロから考えていると、1人会うだけで疲れ果てます。
「数を増やす」ことは、雑になることではありません。手順を固定して、判断の部分だけに力を使う。これが、安全と数を両立させる方法です。当日の準備ははじめて会う日のチェックリストにまとめました。
よくある質問
「いいね」の数は気にすべきですか?
年上ばかりから「いいね」が来ます。
写真を出すのが怖いです。
自分から「いいね」を送るのは、がっついて見えませんか?
返信しなかった相手から、繰り返し連絡が来ます。
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